高血圧
高血圧とは(診断基準)
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診察室血圧(mmHg) |
家庭血圧(mmHg) |
Ⅰ度高血圧 |
140~159かつ/または90~99 |
135~144かつ/または85~89 |
Ⅱ度高血圧 |
160~179かつ/または100~109 |
145~159かつ/または90~99 |
Ⅲ度高血圧 |
180以上かつ/または110以上 |
160以上かつ/、または100以上 |
― 家庭血圧測定のおすすめ
高血圧は“沈黙の殺人者”といわれています。それは普段は症状がなく、脳卒中や心筋梗塞・心不全・腎不全など生死に関わる心臓・腎臓・血管に障害が出て初めて症状が出ることが多いからです。
高血圧かどうかを知るためには健康診断、住民検診、職場検診などで血圧を測定するか、家庭で血圧を測定することが必要です。血圧は年齢とともに高くなります。症状がないからといって検診を受けず、あるいは家庭で血圧を測ったことのない方の中には実際は高血圧の方が潜んでいると考えられ、これを放置しておくのは大変危険です。
また、既に高血圧と診断され治療を受けておられる方では、血圧が24時間にわたり適切にコントロールされているかどうかを確認することが大変重要となります。したがって、高血圧かどうか不明の方、検診で血圧が高いといわれているが医師による指導・治療を受けておられない方、高血圧で治療を受けておられる方のいずれの皆さんにとっても、“家庭血圧測定”が必要といえます。
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資料由来
特定非営利活動法人日本高血圧学会
広報委員会